溶血性連鎖球菌(溶連菌)感染症

2017年01月19日

溶血性連鎖球菌(溶連菌)感染症
 
Q.どんな病気ですか?
 

 

溶血性連鎖球菌(溶連菌)感染症
 
Q.どんな病気ですか?
 A群β溶血性連鎖球菌という細菌の感染症です。おもに2歳から10歳の小児に多いですが、成人でも発症することもあります。
発症する季節は冬が多いです。
咽頭、扁桃、皮膚に感染してさまざまな症状をおこします。
 
Q.どんな症状ですか?
 発熱、喉のおくが疼痛、扁桃にしろいもの(白苔)ができる、咳がない、首に痛みを伴うリンパ節のはれ、小児の場合は舌にぶつぶついわゆる(イチゴ舌)を伴うこともあり、これらの症状がそろえば溶連菌の可能性が高いされています。
口蓋垂にちいさな出血(点状出血)がみられることがあります。
 
Q.診断は?
 溶連菌の疑いがあれば、のどの検査を簡単なキットで行い、10分程度で診断できます。
 
Q.合併症は?
 中耳炎、気管支炎、副鼻腔炎などのほか、リウマチ熱、急性腎炎(急性糸球体腎炎)などがあります。
 
 
Q.治療は?
 治療はペニシリン系の抗生物質(サワシリンなど)を10日間内服します。治療後24時間後には改善し、感染性はなくなるとされていますが、合併症の予防のために10日以上内服することがすすめられています。
治療開始後24時間経過すれば、感染性はなくなりますので、登園・登校は可能です。
 この治療によりリウマチ熱は予防するとされていますが、腎炎を予防するというエビデンスは今のところないようです。