膀胱炎・尿路感染症

 

*この項目はNEJM、March15, 2012の総説(Clinical Practice)を参考にしています。
膀胱炎
Q.膀胱炎とはどんな病気ですか?
A.膀胱内に細菌(ほとんどは大腸菌、他にクレブシエラ、ブドウ球菌など)が侵入・繁殖することで炎症が起こる病気のことです。
15歳から34歳の女性に多い(女性が84%)。
 
 
Q.症状は?
A.尿の後で痛み(終末排尿時痛)、頻尿、残尿感(尿意切迫)、血尿、恥骨上痛があります。
 
Q.治療は?
A.
標準的な治療としては、
・バクタ1回2錠 1日2回、3日間
・またはホスミシン錠(500) 1錠1回、
 
・上記薬剤に抵抗性または反復性膀胱炎の場合
クラビット(250または500mg)1錠1回3日間
(最初から使うと耐性菌ができることが憂慮されています)
 
・欧米で古くからある民間療法で、クランベリージュースを毎日100ml~200ml飲むと、ある程度の再発予防ができるというデータがあります。
 
・治療後に、検査は改善していのに膀胱炎と同じような症状に持続することがあり、これは膀胱神経症といい、心理的な要因が原因となることがあります。
しばらく様子をみて、それでも症状が続く場合には、安定剤を使用することもあります。